利便性が高いため住みやすい

狭小住宅は主に都心に建てられます。バス停や駅が近いので通勤や通学が楽です。また、都心は病院や商業施設も充実しているため、通院や買い物にも困りません。狭小住宅に住む人の多くはどうしても家の狭さが気になってしまい、周辺の環境が整っていることになかなか気付きません。一度外に出て近所を歩いてみると、利便性の高さに気付くことができます。利便性が高いほど、住み心地も良くなります。家の中ばかり気にするのではなく、視野を広げてみましょう。

様々なコストをカットできる

家が狭い分、あらゆる費用を抑えることができます。例えば土地代です。都心は土地代が高い傾向にあり、人気のエリアは特に高額となりがちです。しかし、家が狭い分だけ土地も広くないため、通常の住宅よりも土地代が安く済むのです。人気のエリアに住みたいけれど土地が高くて住めないという人は、狭小住宅で希望が叶います。また、光熱費を抑えられることもメリットです。家が狭いと部屋の数が限られるため、照明を多く設置する必要がありません。照明の数が少ない分だけ無駄な電力を使わずに済みます。

工夫次第では広々と住める

狭小住宅に住む上では、間取りが重要になります。部屋と部屋の間を無駄に区切ったり、開閉するスペースが必要になる扉を多く使用すると、より狭く見えたり住み心地が悪くなってしまいます。壁をできるだけ取り除いたり、引き戸を活用するなど間取りを工夫すると、広々と住むことができるのです。方法は豊富にあるため、最適な住み心地を目指して工夫を施してみましょう。

狭小住宅で多いのは3階建てですが、4階建てというのも素敵な選択肢ではないでしょうか。土地面積が15坪くらいしかないので、家族一人ひとりのスペースを増やそうとすれば、上に伸ばすしかありません。