どこまでの耐久性を求めるか

注文住宅の工法には、大きく分けて、木造と鉄筋コンクリート造の2つがあります。また、木造の中にも、ツーバイフォーや木造軸組工法といったいくつかの工法が存在しています。そのため、注文住宅を建てる際には、まずはじめにどの工法にするのかを決めなければなりませんが、建築についての深い知識がない施主にとって、自ら決断するというのは容易ではありません。そのため、工法を決めるうえでは、必ず建築士などの専門家と相談するようにしましょう。ただし、もし耐久性にこだわるのであれば、木造よりも鉄筋コンクリート造を選ぶに越したことはありません。実際、過去の大地震でも鉄筋コンクリート造の建物が倒壊した事例というのは稀ですので、安全性を第一に考えるのであればこの工法を選んでおいて間違いないでしょう。

コストとのバランスも重視すること

耐久性にこだわるのであれば鉄筋コンクリート造を選んでおくのが無難ですが、その場合には建築費用が高くなるという点を甘受しなければなりません。一般的には、木造に比べて鉄筋コンクリート造の方がコストがかかるので、どうしても建築費用が高額になりやすいのです。そのため、もし予算に限界があって難しいということであれば、他の工法も検討してみた方がよいでしょう。木造軸組工法やツーバイフォーも大きな地震に耐えられるだけの強度は有していますので、何が何でも頑丈な建物にしたいという強い希望がないのであれば、コストとのバランスを踏まえて木造工法を選ぶというのも一案です。

埼玉の注文住宅を建てる際、業者選びは慎重に行う必要があります。相性の良い業者に巡り合えると、満足度の高い家を建ててもらえる可能性も高まります。